フラッシュライトと言った方が今風でしょうか。
実は懐中電灯って
21世紀に入ってから物凄く進化したジャンルなんですよ。
以前はキセノン球がメインだったところを青色LEDの発明によって
白色高輝度LEDが実用化が一気に進み、普及したのが大きいです。
中でもフラッシュライトは軍隊とか警察でのハードユースを
想定されてるだけあってかなり明るく頑丈で、耐水性も備えています。
そんなわけで、以前はマグライトとSUREFIREくらいしかなかった
フラッシュライト界隈も、今やブランドが雨後のタケノコよろしく乱立状態です。
まぁほとんどが中国製なんですが。
さて、
このNITECORE IFE2はCLEE XP-G搭載でMAX260ルーメンと
明るさこそやや控えめですが、必要十分な光量は得られます。
細いのでポケットや腰袋に入れやすいのもポイント。
この子のウリは「無段階調光」ができることです。
出力加減をシームレスに調整できるので、明るさが必要な場面も、
手元をちょっとだけ照らしたい場面もどちらとも対応できる上、
操作性にも優れています。隠しモードでSOSのモールスも送れます。
また電池が少し特殊で、「18650電池」というものを使います。
これはノートパソコンなんかによく使われている
リチウムイオン電池で、大出力かつ充電可能という優れモノです。
ただしややデリケートな代物ゆえ専用の充電器を必要とします。
あと質感がすごくいい。
クリップは贅沢にもチタン合金でできてます。取り外しも可能。
本体は硬質アルマイト処理がなされたジュラルミンの削り出し。
これ凄くて、皮膜強度は塗装の比じゃないです。
落としたり釘とかで余程強く引っ掻かない限りキズが付きません。
まあこれは仕事で使い込んでるモノなのでさすがにボロボロにはなりますが。
18650電池のライトはイイですよ。
正直これを知ってしまうと、普通のホームセンターなんかで売ってる
ライトじゃなんだか物足りなくなってしまいます。一家に一本ぜひどうぞ。
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