フレデリックコンスタントですね。
この時計は学生の頃に巻いていたものです。
その頃の私は多くの若者の例に漏れず、
週末に渋谷原宿代官山に繰り出しては服屋をハシゴしておりました。
ちょうどショート丈のジャケットが流行ってて、ドメブラ全盛期の時代でしょうか。
歳がバレますね…。
ローマンインデックスの時計は今でこそ、
ハミルトンやセイコーやオリエントですら出しており、選り取り見取りになりました。
(いい時代になったもんだ…しみじみ)
しかし当時は若造にも買える価格帯で、
ローマンインデックスの時計を出しているブランドは本当に少なくて、
時計雑誌を立ち読みし、足を棒にしながら何軒もハシゴして探し歩いたものです。
そんな中出会ったこの時計はまさに好みドストライク!一目ぼれでした。
学生には少々高嶺の花で、バイトに励み少し(かなり)無理をして購入しました。
しかし腕時計は撮影が難しいですね。
金属光沢に加えてガラスの反射もあるので、なかなかいい角度が決まりません。
あ、失敗…。
まあこれはこれでキレイなんですが。
フレコンは文字盤が大好きです。
そりゃブレゲと比べるのは失礼だけども、
彼が気高く突き放して超然としてる感じがするのに対して、この子はどこか、
表情が柔らかくて親しみやすいんですよ。クラスで5,6番目に可愛い子みたいな。
そしてそういう子が一番モテるという…笑
裏側。
シースルーバックなのでメカが見えます。
おそらくETA2824-2ベースでしょうか…。
文字盤は文句なしなんですが、
いくつか欠点もあります。まずブレスレットですが、なんと半コマが無い!
これ結構致命的で、私の手首の太さではジャストに合わせられません。
裏側にシリコンゴムとか貼ることで調整はできますが…、うーん。
次にガラス。
サファイアガラスなのはいいですが(わずかにカーブもしています)
無反射コーティングが無いので結構反射します。この値段なら付けてほしかった。
…というわけで、
革バンド仕様に換装しています。
もともとクラシックな見た目なのでこちらの方がしっくりきますね。
とても思い入れの深い一本です。
2018.2追記:白バック&太陽光だとこうなります。
→続き
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